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論文

原子力船「むつ」の動特性同定実験; 自己回帰モデルを用いた「海・船・原子炉プラント」の解析

林 光二

統計数理研究所共同研究リポート68, 0, p.31 - 41, 1995/03

原子力船「むつ」で行った不規則外乱による動特性同定実験の解析に関するものである。反応度外乱、負荷外乱時及び自然状態の炉雑音データに対して自己回帰モデルを用いた解析を行った。静穏海域での実験データから、海洋波のプラント動特性に及ぼす影響としては、波周期20秒及び6秒の支配的な成分が船体振動、原子炉プラント構造物の振動をへて、各蒸気発生器の圧力、水位等に現われることがわかった。さらに、2基の蒸気発生器と1基の加圧器間で強いフィードバック経路が存在し、波の影響は各圧力信号や水位信号の特定の周波数上にピークを作っていることも明らかになった。しかし、これらのピーク成分は中性子動特性上重要な周波数帯域より上側にあるため、炉出力変動そのものにはほとんど影響を与えてないことがわかった。

論文

GMDHに基づく非線形自己回帰モデルの同定とスペクトル解析

林 光二; 篠原 慶邦; 金野 秀敏*

計測自動制御学会論文集, 28(10), p.1216 - 1223, 1992/00

GMDHによる非線形系の同定は、比較的手軽に行える反面、それによって得られる階層モデルは数学的な裏付けに乏しく、物理的な解釈は容易でない。このため、GMDHはもっぱら「ブラック・ボックス」的な利用に限定されてきた。本論文では、階層モデルの全体的な非線形特性を評価するために、唯1つの時間遅れを持つ新しい非線形インパルス応答関数を提案している。その計算は、階層モデルを適当な入力インパルスで励起する事により簡単に行え、またこれから周波数応答関数やパワースペクトルも推定できる。例として、2つの井戸型ポテンシャルを持つ確率ダッフィング方程式から作られた振動データに対して、GMDHに基づく自己回帰型の非線形階層モデルの同定を行った。本手法を用いた解析を通じて、得られた階層モデルにもとの系のメカニズムが反映されている事が確認できた。

報告書

沸騰水型原子炉プラント制御方式の改良に関する研究

萬金 修一

JAERI-M 82-079, 164 Pages, 1982/08

JAERI-M-82-079.pdf:5.67MB

沸騰水型原了炉プラントの定常制御、負荷追従制御性能を改善する為に最適制御理論を適用し、新しい制御方式を開発した。〔制御方式ケース$$alpha$$〕ほ、まづ最適線形レギュレータを構成した後、1つの積分要素を帰還系路に付加すると共に要求された出力レベルに適応したゲインと目標値を可変に用いる方法である。〔制御方式ケース$$beta$$〕は第1レベルに古典的なP,I型のサブループ制御系を、第2レベルに最適線形レギュレータを持つ階層構成であり、この制御系は第1レベルの従来のサブループ制御系を含めて同定実験から得られる多変数自己回帰型モデルに最適線形レギュレー夕理論を適用して設計する。シュミレーション実験の結果、これらの制御方式は良好な制御性をもち、原子炉プラント制御の改善に有効である事が示された。なお、これらの方式はいわゆる「理論と実際のギャップ」に発生する問題の解決を考慮して開発したものであり、他の生産プラントに対しても適用性があると考えられる。

論文

Method to evaluate signal transmission paths in dynamic systems and its application to reactor noise analysis

尾熊 律雄

Journal of Nuclear Science and Technology, 18(11), p.835 - 844, 1981/00

 被引用回数:16 パーセンタイル:85.33(Nuclear Science & Technology)

本論分はダイナミックシステムにおける信号伝達経路の評価法に関するもので、測定された信号間の因果律関係を雑音解析を通じて定性的かつ定量的に明らかにすることを目的としている。そのために本報では信号寄与率という関数を新たに定義し、これを用いて入力から出力への相対的な寄与の程度を評価している。解析はAR法を用いて計算したコヒーレンス ノイズ寄与率および信号寄与率関数の相互比較を通じて実行される。本手法をJPDR-IIで得たノイズデータの解析に応用した。その結果、本手法が出力炉の炉雑音解析に対して、特にその雑音源と伝幡メカニズムを明らかにする上で有効であることが示された。

論文

A Method to estimate mechanical state inside fuel rod based on noise analysis

尾熊 律雄

Journal of Nuclear Science and Technology, 17(11), p.811 - 821, 1980/00

 被引用回数:3 パーセンタイル:41.98(Nuclear Science & Technology)

自己回帰モデル法にもとづく雑音解析を適用し、計装燃料に取付けられた燃料中心熱電対及びクラッド伸び計からの信号を解析した。 本研究の目的は炉内燃料棒の挙動に関する理解を深める上で有用な情報を雑音解析によって得ることにある。 各信号に含まれる動特性を詳細に調べるために、本報ではモード特性関数を導入した。炉出力変化に対するクラッド伸びの応答についてのモード特性関数を評価することによって、燃料棒スタック長の伸び挙動を支配するペレット間の接触位置を同定することが可能となる。 スペクトル分解技法を用いてクラッド伸び及び燃料中心温度に対するパワースペクトル密度を解析した結果、本解析によってペレット-クラッド相互作用の状態に関してある程度の情報の抽出が可能であることが示された。 本研究を通じて、ここで適用した雑音解析によって照射中の燃料棒内部の力学的状態について有益な情報の得られることが示された。

論文

Experimental studies of core flow fluctuations and neutron noise in a BWR

松原 邦彦; 尾熊 律雄; 北村 正晴*

J.Prog.Nucl.Energ., 1(2-4), p.137 - 149, 1978/04

出力炉の炉雑音のノイズ源として非常時多くの源が考えられるが、その中で炉心入口流量ゆらぎに着目して、実験的な追求を行なった。計装燃料集合体を用いてBWRの炉心チャンネル流量ゆらぎを観測したところ、4本のチャンネルについて、そのゆらぎはチャンネル間で無相関性を示した。また、中性子ゆらぎと1本のチャンネル流量ゆらぎもまた無相関性を示した。さらに強制循環ポンプ流量ゆらぎとチャンネル流量ゆらぎも期待に反して非常に弱い相関を示した。これらはチャンネルの各々がバラバラにゆらいでいることを意味した。このチャンネル流量ゆらぎの性質を説明するために、自己回帰モデル同定手法を用いて、チャンネル流量ゆらぎのメカニズムを探求した。そして、チャンネル同志は干渉し合っているが、数が多いため、ある統計的な状態に平衡を保っており、その結果として、あたかも無相関であるようなゆらぎを示すという考え方を導入した。

論文

A Multivariable autoregressive model of the dynamics of a boiling water reactor

松原 邦彦; 尾熊 律雄; 北村 正晴*

Nuclear Science and Engineering, 65, p.1 - 16, 1978/00

擬似ランダム信号(PRBS)をJPDR原子炉システムに加えて、得られた観測値に自己回帰モデルのあてはめをおこなって同定実験を行なった。自己回帰モデルの回帰次数の決定はAKAIKEの評価基準にしたがっておこなわれた。 複数入力信号が用いられ、蒸気流量調整用バルブと強制循環ポンプ速度調整器の操作端に同時に加えられた。17個の変数(計装燃料要素からの信号を含む)が観測された。自己回帰モデルの同定はこのBWRの動特性モデルを多変数系として組み立てた。この実験を通して、自己回帰モデルの使用により、かなり強い有色ノイズの混入しているBWRの動特性が効果的にモデル化できることが示された。 自己回帰モデルの結果は線形の理論モデルと比較検討された。その結果、一つの実験式である自己回帰モデルは、理論モデルの評価、修正、改善を行なう上で重要な役割をはたすことができることを示した。

報告書

自己回帰モデリングに基く多変数システムの同定動特性を解析と動特性解析コード; DYSAC

尾熊 律雄; 藤井 義雄; 渡辺 光一

JAERI-M 6897, 114 Pages, 1977/01

JAERI-M-6897.pdf:3.52MB

本報告書はプラントの動特性の同定、解析のための計算コード(DYSAC、DYnamic System Analysis Code)を広く利用者に供するためにその機能と使用法を、若干の使用結果例を交えてまとめたものである。この計算コ-ドは稼動しているシステムで得られる時系列データを用いて多次元線型モデルを同定し、このモデルによってシステム動特性を解析するためのもので、ステップ応答、周波数応答、スペクトル解析およびノイズ解析の各計算プログラムが含まれている。この解析コ-ドでは、大量の実験データを解析する際に生ずる入出力データ処理の煩雑さを無くし、かつ見通し良く解析を進めることができる様に、ハイブリッド計算機の機能および端末装置を有効に利用した種々の工夫がなされている。

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